自作ネックヒーター(ネックアイロン)について(ネックの元起き、反り修正用器具)
こちらのブログに「ネックヒーター」関連のキーワードにていらっしゃる方が多いようなので、当方が使用している自作ネックヒーターについて、ご紹介します。
当方のヒーターは、アルミ角材をオーダーで希望寸法にカットしてくれる会社をネットで見つけ、そのサイズに合わせてラバーヒーターを特注にて注文したものです。
アルミ角材を購入した業者は記録が残っていなかったのですが、ラバーヒーターについては以下のとおりです。
なお、ラバーヒーターを注文した会社は「スリーハイ」という会社です。(下の見積もりは2年前のものなので、現在とは価格が異なる可能性が高いです。)
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(見積内容)
100V 140W 42x430
リード1m付
@8,900円(耐熱100℃テープ付)
@9,900円(耐熱200℃テープ付)
納期は2.5週間です。
ヒーターは、耐熱は200℃です。(テープが100℃の場合は100℃となります)
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上記の見積もりにて、当方は耐熱200℃テープ付のものを注文した次第です。
なお、アルミ角材内部にラバーヒーターを貼り付けての「ネックヒーター」として使用する場合、ネック材にそれなりの温度まで加熱する必要があるので、ラバーヒーター裏面に張り付けてもらう耐熱テープは「耐熱200度」が必須と考えています。
アルミ材にラバーヒーターを貼り付け、手元スイッチやコンセントを取付後の写真が下のものですが、一緒に温度管理のためのコントローラー(本来は半田ごて用)と、温度計測器も一緒に写っています。
※写真の半田ごて用の温度コントローラーは、この製品の本来の使い方とは異なる方法にて当方は使用しております。このブログを読まれ、同様の使い方をした結果、損害等が発生しても一切の保障等はいたしかねますので、当方と同様の使い方をされるのであれば、使用される方自身の「自己責任」にてお願いいたします。(当方は一切の責任を負いかねます。)
こちらは、半田ごて用温度コントローラーと、温度測定器の拡大写真。
こちらの2枚は、活躍するクランプ群の一部と、クランプ時の当板の一部です。
なお、当方のブログの「ネックヒーター(アイロン)による元起き・順反りのネック調整」にネック調整時の写真等記事がありますので、ご覧いただければ幸いです。
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コメント
アルミは熱で伸縮変形しますが問題ないですか?
投稿: ooo-18ge | 2016年8月 6日 (土) 10時12分
どうなんでしょうか・・・・。
私自身、その部分(素材の伸縮変形)は、全く意識していませんでした。
と申しますのは、他の方の自作ヒーターは皆さんアルミ角材を使用しているということと、おそらく市販品であるアリア製のものもアルミ製と思われたためです。
今まで使用しているかぎりでは、熱による変形は見受けられませんが、熱による伸縮はあったとしても微々たるものだと思うので、わかりかねます。
なお、今まで使ってきてアルミ材の変形は「熱」というよりも、ネックがいうことをきかずに、クランプを締めすぎたことりより、ほんの少し変形したということはありました。でも、極々わずかに凹んだ程度の変形です。
投稿: Killua | 2016年8月 6日 (土) 15時34分
スゴく興味があります!
ネックアイロンは150℃みたいですが、
半田ごて用温度コントローラーでも同じ位の温度まで上がりますか?
投稿: おじ | 2024年3月 3日 (日) 10時18分
自作ネックヒーターをする際ですが、アルミブロック内のラバーヒーター表面の温度を計測して温度管理をしています。
温度コントローラーはラバーヒーターの温度を調節(温度を下げる)するために使用していますが、温度を上げることはできないです。
ラバーヒーターの表面温度は、軽く150℃を超えます。
ですが、アルミブロックの外側温度は計測したことがありませんが、温度コントローラーの設定をMAX(ほぼAC100V直結状態)で30~40分以上ネックを加温したら、ネックはかなり熱くなります。(但し、冬季で暖房器具を使用していない部屋では、ネックの温まり方はかなりゆっくりですし、アルミブロックの底面から指板までの距離によっても、ネックの温まり方はかなり違います。
以上、ご参考になれば幸いです。
投稿: hunter_killua | 2024年3月 3日 (日) 14時17分